2017-05-11

ハチドリ と スミレ



家族でZazの公演に出かける。
パフォーマンス中のトークで、彼女は昔話の引用を話しはじめる。


森が燃えていました
クリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」




そして彼女も顔を上げ言う。
「私は、私にできることをしているだけ」。




すとんと入ってきた言葉が気になり
あとから父にその話題を触れたら

あのフレーズは、前回公演の時も言ってたよ、と言う。
ーそうか。2年前には、全然聞こえてこなかった。





「スミレはスミレのように咲けばよいのであって、
    そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと
    スミレのあずかり知らないことだ」


岡潔氏のことばについても
今のわたしには、共通の部分が聞こえている。



思考でなく、こころからそうあれるといい。



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