2013-10-13

pragmata -プラグマタ-


この夏からお取り扱い頂いているギャラリーのご紹介。



新規取扱店pragmata  -プラグマタ-

http://pragmata-gallery.com

104-0032 東京都中央区八丁堀2-3-3-3F  03-3297-6011 
12:00-19:00 定休日:月曜日




ギリシャ出身のペロトスさんのギャラリー。
2013.8月オープンとまだ新しい場所です。

アートと工芸のはざまにあるような
立体、平面作品が並びます。
新鮮なカテゴライズで作家側から見ても興味深い。
なにより、日常的に手に取れる場所が増えたことはとても嬉しいのです!

※うつわノート 松本さんのブログがとても丁寧なのでご紹介 → link

2013-05-12

みずのそら にて  5.11



初日を迎えました。
あいにくの雨模様、、、ですが、
中からゆっくり眺めるのはしっとりと瑞々しく、いい気分でした。


ぶどう棚もあらためてゆっくり眺めて・・・


機会にお会いできる方々とゆっくりお話しできたのも
こんなお天気だからこそ、です○



展示風景、一部を掲載です↓




工房の仲間に感化されて愉しみ始めた”多肉植物”。






西荻窪は、個人営業の味わい深いお店がたくさんあります。
ぜひ、散策がてらお越し下さい○
(ギャラリー店主、小峰さんも西荻のお奨めをよくご存知です(^^)◎)


さて。
後の在廊は、最後の週末、18・19日です。
どうぞよろしくお願いいたします。


2013-05-05

個展 - 湛える -


2013 . 5/11 sat - 19 sun
(13,14日休廊)


個展 - 湛える -


ギャラリー みずのそら
(東京 西荻窪)


12:00 - 19:00 OPEN
※最終日 19日 17:00 close




西荻窪駅より 徒歩約10分





馴染み深い街、西荻窪で開催される今回の展示。
この場に加わって感じられる機会、
それだけでもなんだか気分が良いのです。

日々を愉しんで、
この、みずのそら の雰囲気も大いに吸いこんできたいと思います。




2013-03-30

2013 アートフェア東京


先週開催されていた機会に、出かけてきました。

パンフレットに記載されている作家の面々は、
かつて自分が学生時分に習った方や、
いいなぁ、、と眺めてきた方も多く、
こうして並んでいるのを見ると、恐れ入る感じもします。。
あらためて、良いモノを作らねば、とも痛感。


担当の方が、今回のブースの写真を送ってきてくれました。



右下の”甕”が私のでした。



賑わっていた、アートフェア。

自分では、楽しみ半面、気圧された感半面、と、
ともかくパワーに良い意味で”やられて”いました。

そんななか、自分のモノに出会うと、
ずいぶん所在なく感じてしまったのも確かでありました。。


さて、
5月には、再び、展示が控えています。
西荻窪のギャラリーみずのそら にて開催です。

思いを反芻しつつ、またこちらに向かって進みます・・・!


2013-03-24

ふたつの展示



残欠展の期間中、順々に店主の松本さんが今回の参加者について
紹介の記事を書いていてくれていました。

これは、全員分書く感じなんだな、、、と察してから、
なんだか”通信簿”を待つコドモの気分に近い感覚で(笑)、いました。
そして、私の番。
3/22のブログで触れていただいています。

http://utsuwanote.exblog.jp/18400758/


今回は、
丁寧で緻密な店主の配慮に、関心すること多々。
展覧会の作品集のように
きちんと撮られた写真も、ありがたいかぎりです。


***


展示前に自身で危惧していたのですが、
古いものと並ぶことは、
どこかに、うさんくささや、まがい物感、がありはしないかと、
最後まで恐れていたところがありました。

初日に在廊した際、
雰囲気のあるしつらえの中、
自分のモノを発見し、
瞬間、気持がぐっと、苦しくならなかったのに安堵しました。



他の作家さんのモノも含めて、
当初の想像以上に、
のびのびと品物を愉しめる機会になっていると思います。


明日の24日の在廊、
またあらためて、モノと人との交流の機会に
身を委ね、悦んできたいと思うのです。


***



今、新潟の地でも、個展が開催されていますが、
こちらは対照的に、
”何にも似ないモノ”
として、作っています。


店主、かのこざわさんのモノに対する
”のっぴきならない目線”を、
今一度、思い知るようです。



なにかに頼らないものを作ろうとすることで、
今まで進めていた自身のスタイルは、
また違う感覚が入り込むことになったようです。






四角く、ただある今回の作品を
”淡々とただ並べたかった”
と語ってくれたことや、
テーマの投げかけを下さったことは、
今、わたしの手元の原動力です。








2013-03-21

「場」速報。



新潟駅から在来線に乗って約20分強。
海辺にほど近いところに”ろば屋”はあります。


海水の川。おとなりは線路沿い。


そして、
ろば屋の入り口です。

今回来たら、外壁が黄色く塗られていて、
扉には、ろばの絵がはためいていました。





今回の展示風景。
一部をご紹介です ↓










自分でやったものごとですが
またここで、新たにモノに出会う思い、
あらためてその”作用”に対して、何かを受け取るようでした。

展示風景をつくってくれた店主に、
大きな信頼感と感謝です。



今は東京に帰ってきましたが、
この風景が31日まで息づいていると思うと
静かな興奮が思い起こされます。

* * *


今回、見せてもらったもの ↓
(毎回の楽しみのひとつです!)

田辺京子さん作。  九谷焼的色絵磁器パンク風味
私は、隠れファン(?)です。。
こんなの絶対つくれない・・・!
お花を持ってきてくれたお客様、
どうもありがとうございます。
明るい色が入り、新鮮でした。

まだ絵も字も見分けないような、子どもの書。
筆を持たせたおかあさんもすごいと思う。





2013-03-20

新潟 ろば屋個展もはじまりました




在廊の今日20日は、きっとなんだかんだと、
ずーーーーっと、ぼちぼちとしたおしゃべり時間になることでしょう・・・(笑)。



HPを覗くと、店主の記述がアップされていたので、ご紹介です↓

自身のモノについて
考えを巡らせてもらっているんだと思うと、
そういう相手の”手元”の動機や時間が、つくづくありがたい。


遠方で来られない方も、
おしらせまで、、、どうぞよろしくおねがいします。
後日、空間もご紹介します。


***



森田さんは土(やきもの)という素材で、デビューから一貫してオブジェを

 作り続けている。一応 「オブジェ」 という言葉を使ったけれど、本当はその

 言葉もしっくりこないような実にあいまいな形の不可思議な「もの」たちばか

 りだ。朽ちて土に埋もれていた木片のようだったり、錆びて元の形もわから

 なくなった何かの部品のようだったり。作家の意図どころかその存在すら

 消してしまおうとしているかのようだ。

 けれどなぜか前回の個展では、そんなものたちに混じって壁に掛けられて

 いた、ただの四角い箱状の陶板作品が印象に残っていた。それはこちらが

 戸惑うような不可思議な形ではなく、むしろしっかりと 「作品の体裁」みたい

 なものを持っていた。きっと型に押し込めた不自由な方が、その境界線上に

 所在なさげに立ちすくむ不安定感がはっきり見えてくるのかもしれない。
 
 それを確かめたくて今回はその陶板シリーズを主にお願いしている。たぶん
 
 余計な演出なんかしなくたって、十分あいまいで消えていってしまいそうな空

 間になると信じている。そしてそこで静かに身を任せていれば、僕らの価値

 観や存在までもあいまいに溶け出していくんじゃないかと、ちょっと密(ひそ)

 かに期待しているのだ。

 ▲ 新潟日報 あーとぴっくす (13.03.16掲載、一部加筆


2013-03-17

残欠展 始まりました


すっかり春の陽気になった初日。
お散歩日和のお天気に恵まれ、なによりです◎


初めて訪れることになった、ギャラリー うつわノート。
とても雰囲気ある建物です。

扉を開けて…



店主 松本さんの蒐集の賜物に感嘆。。
建物の内装も細部まで味わい深いのです。





ひとつひとつ丁寧に並べられた品々。
そうしてくださった視線がとても嬉しく、充実した思いです。






在廊のひととき。

ここ数日の多忙期間、ぎゅっと詰まっていた緊張状態が、
ほーーっと、落ち着いていくのを感じます。。




都心では、桜の開花が発表されたようです。
縁側に座っていても、とろけそうな心地よい陽射し。

毎回の”しつらえ”が、ていねいで、味わい深い・・・
すっかりごちそうさまです。。





ご興味ある方、ぜひおでかけください。
”その場”にしかない空気が感じられることと思います。
充実した品々が集う魅力ある機会となりました。

どうぞよろしくお願いいたします。


次回在廊予定: 3/24 (日) 午後以降を予定

2013-03-03

3月の各展ついて ②






- 残欠展 -

(グループ展)


2012.3.16 (sat) - 3.26 (tue)



ギャラリー うつわノート (埼玉 川越)

→ うつわノート blog




「残欠」とはモノの欠片や破片のこと。

完品から形を失い、
本来の意味や用途が抜けたところに生まれる
無垢な「美しさ」があるように思います。



- ギャラリーうつわノート 松本氏 記述 -



作り手と古物商の方々による
展示となります。

古物商:UNTIDY /十一月/Sundries/三坂堂/dunum/ブリキ星/titcoRet
作家:熊谷幸治/上田勇児/渡辺遼/鎌田菜穂/森田春菜




初めに店主、松本さんからのお誘いを受けたとき、
まず率直に嬉しかったのが、
自分が今まで見てきた方々、
お世話になった思い入れのある方々とご一緒できる機会であるということ。
こういう題材の際に、自分のモノを思いついてくださったこと、
ありがたいです。

二つ返事で参加をお伝えしてから、
どんな面々が集まるのか楽しみにしていました。
はたして、
今までにない興味深い展示になりそうです。



古い、今に残るものと並ぶ光景は、
昔自分がそうしていたよりも、
なにか見透かされるような思いがします。

拙さはさておき、
うそが無いように、
お天道様が見ている、
と思う気分でやってみます。










アートフェア東京

2012.3.22 (fri) - 3.24 (sun)


za・collection 玉響(たまゆら)/za・collection tamayura
東京国際フォーラム 展示ホール ブースNo.: F02


アートフェア東京 詳細:http://artfairtokyo.com


za/collection 取り扱い作家、約50人による合同出店です。
小品にて加わります。






いわゆる”アートフェア”に、加わる機会になるとは、
前回まで見に行っていた側の自身としてはふしぎな感覚でありますが、
未知の環境に託す今回、
どんな存在になるのか、よくよく見つめてこようと思います。

2013-02-21

3月の各展について ①


この3月は、展示がいろいろと重なることとなりました。
それぞれ、趣旨が全く異なるものなので、
すこし、解説、思うところをご紹介です。






個展


「 場 」

2012.3.19 (tue) - 3.31 (sun)


ろば屋 (新潟)


オーナーの鹿子沢氏とのやり取りの中、
今回で3回目となる機会。
今回は、”平面”的なもので、各種展開いたします。





環境に寄りかかるところがある、自身のモノの性質を、

”もっと、そのものが自立する様に見せられないか”

という投げかけを頂き、臨む今回の機会。
いつものかたちが展開していくのとは異なる、
”平面的”なものに絞って、の展示となります。

どういうことが起こるのか、まずは”やってみましょう”と、いうところです。


いちど、かたちを制限した中で試みたとき、
奔放なかたちに因らないところで探ってみたとき、
どういう集約になるのか、、、

私にとっては新たな指標をさがす制作になります。


もともと、
立体物のかたちが展開することが魅力で、
こういうモノづくりに進んで行ったところが大きいので、
手を動かす動機に至るまで、ぼんやりと想っていたのでした。

”にんげんが、素材でものづくりをしていた風景”
を妄想して、
繋がる気分で今までこうしてやってきたのを
平面を見つめたときも同じような感覚にもって行けないか・・・。



つくっていったとき、はじめに出来上がってきたものは、
地面を切り取ってきたような雰囲気のものになりました。

もちろん素材が土で、”やきもの”なので、そういうテクスチャーに自然と寄るのですが、
ただの”風合い”を見せたいこととも異なるので、
ここを土台にして、そこから、になります。



ふと、耳にする機会となったことばで、

地球上を覆う、私たちが日常的に呼吸している”大気”こそが
古来からの化石のひとつでもある、

という趣旨のこと、、、。

理化学的なことに長けてないので、
正確にはどうか、計り知れないのですが、
(諸説あるらしいです。。)
その感覚に想い馳せることは、大きな気づきになりました。




今回、展示を 「 場 」 と言おうと思います。

今自分がいる地面は、
昔からある、同じ「場」であり、
そこにいた人やモノやことがら、、、
いろんなものを含んで、平面に繋がれば、、、
と思える気がしています。


私がつくるじかんを過ごすときは、
その妄想の”場”の中にいるように。


「 場 」 の意味は、
やはり、その字の由来は、
神事の場、のようなところからできているようで、(白川静氏・常用字解 参照)

- 人の精気を盛んにし、豊かにするところ -

はたけ、とりいれば、あきち、ばしょ、  など。


他を見てもおもしろかったのは、
理化学的なところだと、

物理量を持つものの存在が、
別の場所にある他のものに影響を与えること。

あるいはその影響を受けている状態にある空間のこと。 


今、自分が日常的に過ごす日々も、
人との繋がり、関わり合いは、
ありがたくもこんな感覚に覆われて、居るかのようです。



2013-01-30

3月の展示

グループ展、個展のお知らせです。



個展

2012.3.19 (tue) - 3.31 (sun)


ろば屋 (新潟)


オーナーの鹿子沢氏とのやり取りの中、
今回で3回目となる機会。
今回は、”平面”的なもので、各種展開いたします。






2012.3.16 (sat) - 3.26 (tue)


- 残欠展 -

(グループ展)


ギャラリー うつわノート (埼玉 川越)




「残欠」とはモノの欠片や破片、つまり完品から形を失い、
本来の用途が抜けたところに生まれる

無垢な「美しさ」があるように思います。

- ギャラリーうつわノート 松本氏 記述 -



作り手と古物商の方々による
展示となります。






アートフェア東京

2012.3.22 (fri) - 3.24 (sun)


za・collection 玉響(たまゆら)/za・collection tamayura
東京国際フォーラム 展示ホール ブースNo.: F02


アートフェア東京 詳細:http://artfairtokyo.com


za/collection 取り扱い作家、約50人による合同出店です。
小品にて加わります。